コーポレート・ガバナンス

コーポレート・ガバナンスの状況

(1) コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方

コーポレート・ガバナンスが有効に機能するために、当社は経営環境の変化に迅速に対応できる組織体制及び株主重視の公正な経営システムを構築し、維持していくことが重要な経営課題であると考えております。また、コーポレート・ガバナンスの強化に向けて、コンプライアンスの徹底、経営の透明性と堅実性の確保並びに効率経営の実践に努めております。

(2) コーポレート・ガバナンスに関する施策の実施状況
経営上の意思決定、執行及び内部統制に関わる組織の状況

当社は、変化の著しい経営環境に対応し、競争力の維持及び経営の透明性実現のために、以下の意思決定、業務執行・監視及び内部統制に係る体制・組織を構築しております。

体制・組織図

取締役会

令和5年6月23日現在、取締役会は6名の取締役をもって組織され、会社経営の基本的方針等重要事項を迅速に審議決定し、業務執行を効率的に監督する体制を整えております。取締役会は原則として月1回開催しており、監査役4名も出席して必要があると認めるときは意見を述べることになっております。なお、執行役員も取締役会に出席し、担当業務およびその他の業務について発言できる体制をとっております。

経営執行会議

取締役会における決議事項を除く重要事項を審議決定する機関として、平成18年6月から経営執行会議制度を導入しております。本会は原則として月2回開催しており、取締役及び執行役員をもって構成され、監査役は必要と認めるときは出席し、意見を述べることになっております。なお、必要に応じてこれら以外の者を出席させその意見または説明を求めることができます。

監査役会

当社は監査役会制度を採用しており、令和5年6月23日現在、監査役会は監査役4名(内社外監査役2名)で構成されております。各監査役は、取締役会への出席をはじめとする重要な会議への出席や、決裁案件のチェック並びに業務及び財産の状況調査を通して、取締役の職務遂行を監査しております。

監査室

監査室を設置しており、監査室は3名で構成されております。監査室は、業務及び制度の運営が会社方針並びに諸規定に従って正しく行われているかを定期的に監査し、内部監査機能の強化充実を図っております。

取引・リスク審査委員会

経営課題に上げられる個別投融資・取引案件につき、取締役会または経営執行会議がより適格な判断を行うため、知識と経験を有する外部の専門家の意見を交えて事前の十分な予備的検討をおこない、案件の適否を含め問題点、課題、必要な充足事項等をとりまとめ、案件に応じ取締役会あて意見の具申を行う役割を担っています。

審査部(管理本部内)

審査部は一定基準に基づき対象となる高リスクと想定される新規取引の与信リスク審査および調査、与信限度額の設定・変更による与信リスク審査・管理および調査を行い、国内・海外グループ会社の与信リスク低減を行うことを主要業務としております。

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