KISCO RECRUITING Information

PERSON

世界を相手に、
食品原料のビジネスを開拓する

H.T.
第二営業本部 ライフサイエンスカンパニー
大学院 応用生物科学専攻 2014年入社

現在の主な仕事内容

私がKISCOに就職を決めた理由のひとつに、海外でのビジネスに積極的に関わりたいという思いがありました。入社後は望み通り、世界の国々を舞台に、食品原料をやりとりする業務に就いています。
仕事は、「各国の現地法人と連携し、食品原料の輸出入をトータルコーディネートすること」。当社の海外拠点(ブラジル、インド、アメリカ、ドイツ、タイなど)からビジネスのシーズを拾いあげ、お客様である日本企業に提案や紹介をします。お客様が求める商材を選び、品質調整、販売条件、物流などを確認し、ときには、お客様と同行して海外工場へ視察に行ったり、通訳や翻訳も手がけます。物流面では輸送会社との調整、運搬方法、保険、為替予約などに携わります。最終的に仕入先、販売先、KISCOの条件が折り合ったところで、全体をコーディネートし、契約、販売となります。
私の取り扱っている主な商材は、マカダミアナッツオイル、ピスタチオオイル、アボカドオイル、アーモンドオイルなどの特殊油脂です。オイルは精製されて食品のほか、化粧品、ハンドクリーム、シャンプーなどに利用されます。

大切にしている想い

仕事をするうえで大切にしているのは「自分のできることを、最大限、仕事に落とし込むこと」。どんな小さなことでも、お客様に喜んでもらえることなら、業務にプラスαして実行しようと心がけています。
また私の仕事上の大きな目標に、「海外企業と国内のお客様の両方の意見をうまくまとめ、ビジネスを作る」ことがあります。しかしこれは非常に難しいことです。海外企業は、日本企業のように、迅速なレスポンス、丁寧な応対をするところばかりではありません。要求したサンプルも届かなかったり、規格外のものや期限を過ぎたものが送られてくることもしばしばあります。その為、海外企業と日本のお客様とのギャップを埋めるためにさまざまな努力が必要です。私は自分ができることとして、語学力の向上、クイックレスポンスの2つに注力しています。

KISCOで働く魅力

KISCOは少数精鋭で、役職や年齢に関係なく、仕事を任せてくれる会社だと思います。
入社してからの私の業務は、日本で海外現地法人と情報を交換し、電話会議を行い、日本のお客様(取引先)の調整をし、必要に応じて海外出張もします。ときには取引先のトップに同行して海外出張することもあります。工場視察や商材調査のために、これまで7カ国(バングラデシュ、タイ、中国、インド、メキシコ、ブラジル、ウルグアイ)を訪問しました。それ以外にも実際の販売につながるまで、業務は多岐に渡りますが、自分でビジネスを提案し、実行できることにやりがいを感じます。その結果、実績を作ることができたときの達成感は非常に大きいです。

my story of challenge

KISCOでは、自由な社風の中で、臨機応変にチャレンジしています。例えば、お客様から急遽、ナッツ系のオイルの御相談を受けたことがあります。ニッチな商材でしたが、大急ぎで調査を行い、中国のある有望なメーカーの製品提案を進めました。すぐに現地へ出張して技術的な視察を行うなど、懸命にこのビジネスに取り組んだ結果、お客様への採用が決まり、大きな売上を作ることができました。
また最近、別の特殊油脂を製造するブラジルの小さなメーカーを開拓し、国内への輸入を実績化しました。この製品の評判はとても良く、お客様からの更なる要望に応える為に、今は南アフリカ、ハワイなどのメーカーともやり取りを開始しております。