KISCO RECRUITING Information

PERSON

「買いたい人」と「売りたい人」を
つなぐ喜び

M.I.
第一営業本部 合成樹脂部 大阪販売二課
政治経済学部 経済学科卒 2012年入社

現在の主な仕事内容

当社の創業以来の主力取扱製品であるゴムや樹脂(ポリエチレン、ポリプロピレン、ABS、塩ビなど)を、大手化学メーカーから仕入れ、加工メーカーに販売しています。そのほか、ゴムや樹脂に使われる添加剤なども扱っています。
ゴムはマット、ホース、自動車のエンジン部品などに、樹脂は、チューブや筆記具や日用雑貨などに形を変えます。
私は既存のお客様のシェアを高めるほか、新しい素材を探し、新規のお客様の開拓も行っています。当社の海外現地法人のスタッフと連携し、輸入品を提案することもありますね。ゴムや樹脂の価格は、原油価格や為替レートの影響を受けて変動するので、これらの数字には常に気を配っていなければなりません。先々の需給を予測しつつ、仕入れや販売の量、タイミングを提案します。商談が仕事の中心ですが、工場に足を運ぶ機会もあります。製造現場で原料がさまざまな製品へと形を変えていくのを見るのは、営業の立場でもものづくりに携われていると実感できて、とても興味深いですね。

大切にしている想い

迷ったときは自分だけで判断せず、上司や課のメンバーに相談しつつ行動するように心がけています。また、KISCOは歴史ある企業なので、その背景をきちんと理解したうえで動きたい、と思っています。昔からの経緯や人間関係があり、その結果、決まっているような物事もあります。私はそれを踏まえて、新しい何かを付け加えていきたいと常々考えています。商社の仕事の大きな要素は調整にあると思います。伝統的なことと新しいことを調整して結びつけること。そこに私らしさ、若い世代らしさが出て、新しい価値が出来上がる。それが商社の機能であり、私自身のやりがいにつながっていると感じます。
また、その為にも、新しい情報には常に敏感でありたい。新しい製品や製法が出てきたら、すぐに調べて理解し、社内でも共有するように心がけています。

KISCOで働く魅力

KISCOは原材料メーカーと加工メーカーなどをつなぐ商社ですが、「素材を扱うことを通じて、ものづくりに関われる」のが嬉しいですね。
また、原油に典型的に見られるように、さまざまな要因で国内外の大手企業やプラントが動き、原材料の需給が変わり、価格やシェアが日々変化します。そうした動向を報道よりも早く把握しながら仕事をしているとき、社会経済の第一線に身を置いている実感があり、おもしろいと感じます。
営業としては最近、商談の中でお客様の変化に気づき、それに合わせて自分のめざす方向に話の流れを作れるようになってきたと思います。これは難しくもあり、おもしろくもあります。

my story of challenge

原材料だけでなく、お客様の商品の販売にも取り組むことがあります。その一つが、集塵機に用いるフィルターです。お客様の一つに樹脂製シートを主に製造しているメーカーがあり、そのお客様では集塵機用フィルターも生産されています。一方、これもお客様であるゴムの会社では、工場での作業環境を清潔に維持する目的で、多数の集塵機を使います。そこで、集塵機用フィルターをゴムの会社に販売することができるのではと考えました。最初はタイにある拠点に販売する計画でしたが、その前に国内で販売してみようということになり、営業に注力。まったく新しい商流を創り出すことができ、また「売りたい人」と「買いたい人」をつなぐという商社の機能を果たせるようになったことはうれしかったですね。KISCOは独立系なので「何に挑戦しても良い会社」。その自由さを活かし、伝統や自身の得意分野を大切にしながらもチャレンジし続けたいと思っています。