


F.U.
2010年入社
大学院 外国語教育学専攻 卒
ドイツ
関わっている案件の概要を教えてください。
KISCOドイツは、50以上の国で構成される欧州全域をテリトリーとして、主に化学品・エレクトロニクス関連の材料ビジネスを展開しています。例えば、医薬品や化粧品の原料、半導体や電子部品用の材料を輸入販売、或いは、食品油や自然由来の機能性食品素材、電装部品用の樹脂材料を輸出販売しています。
案件について、どのようなやりとりを海外と行っていますか?
取引先が在る国の数だけで見れば、弊社はKISCOグループ商社拠点の中で最も海外との取引が多い拠点ではないでしょうか。精密化学品やエレクトロニクス関連の商材の多くは日本から輸入してドイツ・フランス・ポルトガル等の欧州各国のお客様へ販売。食品関連素材や樹脂材料はスペイン・イタリア等の南欧から輸出して東アジアや東南アジアのお客様へ販売しています。輸出においては商社機能に加えて、当社のメーカー機能を活かして自社グループ製品を欧州市場で採用してもらう活動に注力しています。
グローバルな仕事のやりがいと大変さを教えてください。
KISCOドイツの取引先は欧州各国の現地企業が中心です。多様性の中で、日本人とは異なる文化・商習慣をもつ様々な国の取引先と対等に渡り合うこと、契約社会の欧州でビジネスを進めることは容易ではありませんが、国際感覚と論理性を意識しつつ、日系企業ならではの緻密性・勤勉性・独自性などを大事にしながら取引先との仕事を楽しむようにしています。
巨大な欧州市場を営業範囲とすることも大変です。最近過ごした一週間を例に挙げると、月曜朝にドイツで採用の仕事をした後にオランダへ移動。火・水曜で化粧品関連の展示会を訪れマーケティング調査やサプライヤーと商談、同日夜にスペインへ移動。木曜朝から食品関連のサプライヤーを訪問して農園や工場を視察した後、ポルトガルへ移動。金曜日に半導体関連のお客様へ新規提案のプレゼンを行った後ドイツへ帰国と、週に3ヵ国を跨ぐ出張でした。
現在挑戦していることを教えてください。
環境先進国と呼ばれるドイツに拠点をもつ地の利を活かして、「環境」をキーワードに当社の事業領域の中で展開できるビジネスが何か考えながら、幾つかテーマを進めています。環境汚染や土壌汚染の原因になるマイクロプラスチックを含まない材料をグループ会社と開発して欧州のお客様へ提案したり、EUが推奨する製品の持続可能性に関する管理を行うためのツールとなるエレクトロニクス材料やシステム提案をグループ会社およびパートナー企業と協業して欧州市場へ展開する取り組みにチャレンジしています。
N.T.
2019年入社
文理学部 史学科 卒
インド
関わっている案件の概要を教えてください。
主力ビジネスは、インドの2輪・4輪、化学品、合成樹脂、医薬品、半導体、エアコン家電等、様々な市場で、様々な海外諸国から、部材・材料を輸入し、インド国内で販売しています。弊社にて、インド全域に計3か所の倉庫拠点を有していますので、各種材料の輸入後、弊社倉庫で在庫し、各お客様の生産状況に合わせ、出荷するビジネスを
行っています。また、インドへの輸入だけでなく、インドからの輸出ビジネスも継続的に行っています。
また、小職は、2019年3月のインド赴任以来、弊社のMD職を拝受させて頂きましたが、日本人赴任者の増員計画、インド人スタッフの労務管理、また、毎月の財務諸表の作成等、会社運営マネジメントも担当させて頂いております。
その案件について、どのようなやりとりを海外と行っていますか?
ターゲット市場・顧客との協議内容を元に、KISCOグループ、または、その他の関係会社との間で輸入商材をピックアップします。
その後、材料市況や為替を考慮した最終製品単価を試算し、インドへの輸入を実施しています。輸出ビジネスも同様です。特に、当社の収益に多大なインパクトがある「値決め」には、最新の注意を払い対処しています。また、仕入先、お客様、KISCOグループの担当者のインド来印スケジュールの調整等、よく連携を取りながら、各種案件を進捗させ、インド現地での面談で成果があるよう、事前に協議しながら取り進めています。
グローバルな仕事のやりがいと大変さを教えてください。
2024年の国連人口基金の国別統計人口数値では、インドの人口が14億2,860万人と中国を既に抜きました。また、このような人口増加に国内経済の活発化を背景に、モディ首相肝いりの元、外資企業の誘致を積極的に取り組んでおり、世界に於けるインドの注目度の高さを現地インドでは肌で感じることができます。インドは、イギリスとの関係もあり、極めて、資本主義、且つ、ドライな文化が強いですが、一方で、ウェットな感情面もあり、商いが非常に賢いです。このようなインド人独自の文化から、価格交渉等は非常に難しいですが、価格交渉が成功し、ビジネスが成就できた際は、日本では経験できない達成感があります。
現在挑戦していることを教えてください。
この成長著しいインドに於いて、各種市場・業界で良く認知された商社まで事業を発展させることが小職の責務と感じています。従来からの既存ビジネスの2輪/4輪市場だけでなく、インド政府が注力する半導体・医薬品市場でも拡大することです。弊社の知名度、会社自体のValueを上げ、継続的な成長を実現・達成するために、種々挑戦しています。
I.M.
2021年入社
外国語学部 英米語学科 卒
インド
関わっている案件の概要を教えてください。
インドの2,4輪市場、医薬品市場、スマホ・家電市場等の様々な市場において、
日本やその他の国の材料を、新規で提案営業することをメインに行っています。
人口14億人を超えるインドは経済も目覚ましく発展しており、
我々が相対するインド顧客は、より良質で、より安価な材料を求めています。
そんなインド市場で、顧客にタイムリーに良い商材を提案すべく、
日本やその他の国と連携し、日々の営業活動に励んでいます。
その案件について、どのようなやりとりを海外と行っていますか?
輸出入可否について関係各所との連絡や、原材料費市況や為替影響を鑑みた製品単価の調整、取引先様のインド訪問スケジュールの調整等、様々な事柄について、
各担当者と密にコミュニケーションを取り、案件を進捗させます。
船便の遅延や品質不良等、不測の事態が発生した際でも迅速に対応できる様に
日々、細かな点に対してもアンテナを張り巡らせます。
グローバルな仕事のやりがいと大変さを教えてください。
1947年までイギリス統治下であったインドは、欧米の”資本主義でドライな考え方”が根付いています。加えて、中東・南アジア特有の”商人気質”も持ち合わせています。この考え方を持つインド人との交渉の場は一筋縄にはいきません。
数十回の価格交渉を経てようやく価格が決まったら、その次は契約内容の交渉が待っています。日本や東南アジアでは味わうことのできない大変さがあります。一方で、自身が中心となり、関係各所と調整を進め、インドの方から了解を得た日には大きな喜びとなって返ってきます。
現在挑戦していることを教えてください。
インドの半導体市場に新規参入することです。現在、半導体関連製品や材料は大半が輸入ですが、今後は国内で調達・製造できる様にインド政府が注力しています。最先端市場に参入すべく営業活動を行っていきます。
K.K
2008年入社
経済学部 ビジネスマネジメント学科 卒
中国
関わっている案件の概要を教えてください。
1988年に香港支店が設立して、華南地域の日系企業を中心に、粘接着剤、潤滑オイル、プラスチック原料、電子実装材料を販売して、現在に至ります。2008年に、深セン拠点を設立して、中国現地系企業向けの提案を拡大してきた。深センは、“アジアのシリコンバレー”と呼ばれるように、エレクトロニクスを中心としたベンチャー企業が多く存在します。そのうち、半導体、液晶、情報通信、IOT、ドローン、EVなどの分野において、世界をリードする会社も増えております。香港支社と深セン支社の両拠点が連携して、日本や海外の先端材料、設備、製造プロセスの提案に注力しており、反対取引として、中国の製品を、海外への提案にも取り組んでおります。
案件について、どのようなやりとりを海外と行っていますか?
弊社の得意先や仕入先は、複数国で事業を展開するグローバル企業が数多くあります。その地域にある海外拠点が連携をとって、共通課題を対応することが多いです。例えば、一つの海外拠点がある顧客に対して提案を行い、採用が決まった場合、ほか拠点もその成功経験を活かして、自国にある同顧客への提案も行っております。提案内容の精度が高くなり、作業効率向上が期待できます。
グローバルな仕事のやりがいと大変さを教えてください。
国を跨って、ビジネスを行う場合、まずその国の文化、商習慣を理解することが大事で、同じアジア圏にいる国でも、文化が大きく異なります。
例えば、日本顧客向けに提案を行う場合、成果物はもちろん求められますが、プロセスも重要視され、決まった手順通りに丁寧に落とし込む必要があります。一方、インド顧客と商談を行う場合、価格交渉が優先される傾向があり、いかにコストパフォーマンスの高い商品が提案できるかが、ビジネス成立可否となる決定要因の一つとなります。
逆を言えば、多くの国とのビジネスを通じて、その国の文化や商習慣が学べる事が商社の営業としてのやりがいの1つと言えます。
現在挑戦していることを教えてください。
IOT技術が中国で生まれたわけではありませんが、IOT関連製品の開発、製造、応用において、中国は最も進んでいます。弊社は、RFIDタグ(IOT技術の一つ)を中国企業に委託製造して、海外への輸出に注力しています。RFIDを導入するには、初期投資が必要ですが、導入してから現場管理の省人化やコスト削減、作業正確性の向上が期待できます。また現在、日本向けに提案や輸出をしておりますが、今後は、他国向けの提案へ拡大していく予定です。
M.H.
2015年入社
理学部 物理学科 卒
台湾
関わっている案件の概要を教えてください。
台湾政府は1950年代樹脂関連ビジネスの発展を終え1980年代電子産業の発展を目指して新竹に工業団地を設置しました。政府方針のもと産官学連携で半導体、液晶、電子部品産業を発展させました。KISCO台湾は日系企業の中でも早く1977年に設立し台湾の発展と共に歩んできました。KISCO台湾の主な顧客は台湾系企業であり、ケミカル、電子部品、樹脂等を販売しております。エレクトロニクス分野に関連するケミカル会社がKISCO台湾の主要得意先です。
案件について、どのようなやりとりを海外と行っていますか?
台湾系企業の製品を台湾から海外に輸出し弊社海外拠点経由や本社経由でお客様へ輸出販売しております。また、日本の製品を台湾企業へ輸入販売もしております。KISCO台湾とビジネスで関係の深い国は、日本、中国、マレーシア、インド、タイです。
グローバルな仕事のやりがいと大変さを教えてください。
海外企業と日本文化の合体が重要です。海外生活を体験しながら、各国の文化や商習慣、法律等を勉強し、海外の効率良さと日本の緻密さをミックスすることです。その中でKISCO台湾にしかできない特長を見出すことです。台湾企業は世界で有名な企業が多く、取引を開始する事が難しい為、KISCO台湾の特徴となる仕事を見つけることが大変です。
現在挑戦していることを教えてください。
KISCO台湾は開発主体の新たな市場や製品を開拓することが重要であり、他商社では多く見受けられるテリトリー制があり困難な海外市場向けテーマを増やしております。ESG関連の商材も多く、台湾のESG対応製品を海外へ販売する活動を行っております。
M.O.
2015年入社
外国語学部 スペイン語学科 卒
ベトナム
関わっている案件の概要を教えてください。
KISCOが2022年に買収したプラスチック加工会社に出向しています。
顧客要望にマッチする色や特性を付与したプラスチック原料を加工し販売を行っています。ベトナム南部にあるシンガポール系企業を買収した為、顧客は日系、台湾系、中国系、ベトナム系と様々です。各社からの要望に応えるべく工場運営を行っています。
案件について、どのようなやりとりを海外と行っていますか?
着色に使用するプラスチックは台湾や韓国から輸入しています。
日々、海外原料メーカーとやり取りをしつつ在庫数量の調整や納期確認を行っています。
また、KISCOは商社ですが樹脂の加工工場を日本に2社、米国に1社、インドネシアに1社、オランダに1社保有しています。各地域のグループ会社、日本側と情報共有しながら新たな顧客、用途開拓を進めています。
グローバルな仕事のやりがいと大変さを教えてください。
ベトナムは経済成長が続いており、移動手段もバイクから自動車に移行しつつあります。
現在はタイやインドネシア等から完成車を輸入してくるケースが多いですが、
将来的にベトナム現地で生産される自動車も増えてくるはずです。
また、米中貿易戦争により、中国からベトナムに各種生産が移管されてきています。
経済の流れを肌で感じられる点が海外勤務のやりがいだと思います。
大変な点については、異なる国の会社と取引する場合、常識が違います。
必ず事前に各種契約書を読み込み、各種条件について交渉しておく必要があります。
ドラフト版は問題無くても実際の契約書には異なる内容が記載されている…等もある為、注意が必要です。
現在挑戦していることを教えてください。
ベトナムは近年、大気汚染が進んでおりハノイでは世界最悪レベルと言われるまで悪化してきています。これを受けベトナム政府が環境対策を強化し始めており、当社も環境を意識した製造工場を目指しています。
2025年度中に工場屋根に太陽光発電パネルを設置することになりました。
これにより少しでも環境対策に貢献出来ればと考えております。
また、環境対応を求める顧客に対して積極的に当社の活動をアピールし、営業面にも繋げていきたいと考えています。
Y.K
2019年入社
Business Administration 卒
アメリカ
関わっている案件の概要を教えてください。
私が駐在するオハイオのオフィスは自動車部品の製造や完成車の組立など、自動車関連産業が集積する地域にあります。そのため主に自動車産業に関する案件が多く、具体的には様々なパーツを成形するための装置や原料となる樹脂、色付けをするための顔料、接着剤、バッテリー材料など自動車を製造するために必要なありとあらゆる資材をKISCOグループのネットワークを活かし提供しています。その他、機能性食品原料や化学品、包装材など取り扱い商材は多岐に渡ります。
その案件について、どのようなやりとりを海外と行っていますか?
海外とのやりとりが発生する際は主に仕入先もしくは得意先が海外となることが多いです。海外の取引先との交渉や契約、品質に関する問合せを行い、必要であれば現地に赴き直接、製造拠点や得意先の使用現場の視察を行います。主に当社のグループ会社を通した取引となりますが、単なる言語翻訳ではなく、それぞれの国の価値観や背景を理解し、違いを橋渡しする意識で動いています。物理的な距離や、時差があるため、無駄なやりとりで時間を取らぬよう、案件ごとのスケジュール感を意識して先読み、先回りできるよう心がけています。
グローバルな仕事のやりがいと大変さを教えてください。
アメリカでは「結論ファースト」「自己主張が基本」なため、日本的な曖昧さや根回しが通用しないことが多い上に、契約や法律意識も高く、細かい文言やコンプライアンスに注意が必要です。日本とは異なるスピード感や意思決定の文化、商習慣の中で、柔軟に対応する力が求められますが、自分の提案や判断がダイレクトにビジネスに影響することも多く、責任感と達成感を得られ、とても挑戦しがいのある環境だと感じています。
現在挑戦していることを教えてください。
現時点では取引数が少ないグループ間での新規事業に取り組んでいます。日本から米国、米国から日本への輸出入にとどまらず、KISCOのグローバルネットワークを生かした事業を組み立てられるよう尽力しています。






